〔症状〕
隣りの工事現場からペンキの細かい物が降ってきたみたいで、車の片側に青いボツボツがいっぱい付いた。
〔発生原因〕
〔症状〕にある通り、工事現場などから飛んできた塗装の非常に細かい微粉がボディに付着したものです。
〔対処方法〕
・付着に気付いたら、早急に対処してください
付いたばかりのペイントミストは取れやすいですが、しばらく時間がたつと、塗装の中の揮発性成分が蒸発して、硬くなり取れにくくなります。
・まずは、ペイントミストの原因の現場と交渉しましょう
工事現場などから飛んできたペイントミストは、作業現場の環境、作業手順、周りの養生の不徹底など、現場に100%責任があることが多いです。作業現場の責任者、または建設会社の本部と交渉して、先方の保険でペイントミストの除去作業をしてもらいましょう。
・コーティングを施工してある車は、コーティングもしてもらいましょう
新車購入時や購入後に施工したコーティングは、ペイントミストを取り除く際に、ネンドなどでボディをこするので、薄くなったり取れてしまいます。ペイントミスト除去作業だけでなく、再コーティングの施工も交渉してください。
・ペイントミスト除去作業自体は、鉄粉除去作業と同じです
ペイントミストの除去方法は、鉄粉の除去と同じ、ネンドやネンドスポンジで行うのが一般的です。ペイントを溶かす化学薬品で処理する方法もあると聞きますが、車の塗装も溶かすことにならないか、私は不安です。
〔当方からのおすすめアイテム〕
ペイントミストの除去方法は、鉄粉の除去方法と同じなので、当方からのおすすめグッズは「ネンドスポンジ」なのですが、まずはペイントミストの原因の現場と交渉して、自分で作業せず、先方の保険でやってもらってください。コーティング施工車は、再コーティングもしてもらってください。