第2章 深夜のファミレスにて

◆ファミレス 金曜 22時

   光男と裕太の2人は、「洗車広場」を後にして、近くのファミリーレストランにやってきました。
   金曜日の夜なので、午後10時をまわっても、結構混んでいます。
   少し待って、2人は席に案内されました。

光男  「おそい夕食になったね」

裕太  「何でも注文してくれ・・・。  2千円以内で・・・。  ちょっと財布の中身を確認・・・」

光男  「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」

裕太  「光男って、あんなに洗車に詳しかったんだ・・・」

光男  「自分の車が黒じゃなかったら、こんなにはならなかったと思うよ」

裕太  「そうなの?」

光男  「うん、黒って、維持するのが大変なんだ。
   キズが目立つし、ムラは見えやすいし、夏には車内が暑いし・・・」

裕太  「車の色でそんなに違うのかな~」

 

 

★次のページへ (黒の塗装って、柔らかいの?)

 

☆カーケア小説「洗車広場」TOPに戻る

 

◆「洗車広場」TOPページヘ