◆コーティングって必要なの?
光男 「裕太の車なら、水アカを落すだけで、結構キレイになると思うよ」
裕太 「ホント?」
光男 「うん。 さっきやったみたいにコンパウンドで車全体を手でゴシゴシ磨くのは大変だから、水アカ落し専用のケミカルを使えば、割と早く水アカは落ちると思うよ」
裕太 「そうか~。水アカ落せばキレイになるか・・・」
光男 「いや、水アカ落しただけじゃダメなんだ。
すぐ、また汚れて、水アカもつく」
裕太 「ん?何言ってんだかわかんなくなってきたけど・・・」
光男 「水アカ落した後に、コーティングしなきゃダメなんだよ」
裕太 「コーティングねえ~」
光男 「洗車を洗顔と例えたけど、磨きは美容整形にたとえられると思う。
ボディを磨いて、塗装を若返らせることは、美容整形でシミを落したり、シワを無くしたりして、肌を若返らせるのに似てる。
水アカ落しも、塗装を若返らせるから、磨きの一種と言えるね。
でも、肌を若返らせても、肌を守る(護る)お化粧をしないと、紫外線とかの肌の敵から被害を受ける・・・シミができたり・・・」
裕太 「それも、磨き屋さんの話だね?」
光男 「まあ、そうだけど・・・」
裕太 「でも、それだけの情報を覚えてるってのがエライなあ~」
光男 「気になることや、好きなことは、ずっと覚えてるよ」
裕太 「そうなんだ」
光男 「だから、コーティングは、肌を守るお化粧と言えるね」
裕太 「コーティングって必要なの?しないとどうなる?」
光男 「車の塗装は進化しているらしいけど、たまに、塗装がケバケバになってはげてる奴ってあるじゃん?」
裕太 「ああ、俺が停めてる駐車場の中に、あちこちがはげたり、ピンク色になってたり、赤黒くなったり、悲惨な赤い車があるね~」
光男 「コーティングしてないと、そうなっちゃうんだ。
まともに紫外線を受けて、クリア塗装がやられちゃたんだと思う」
裕太 「コーティングしていれば、助かったのか・・・」
光男 「だと、思う」
裕太 「ワックスもコーティングなの?」
光男 「うんコーティングって言っても、すんごく、たくさんの種類があるんだ」